個人で行くウユニ塩湖の旅〜航空券・ホテル編〜
もくじ
皆さん、こんにちは。
【Road to Firstclass】名古屋のマイル講師@ななこです。
ご訪問、ありがとうございます。
2020年2月ー2度目のウユニ塩湖にビジネスクラスでマイル使用で行く!そう決めたのは、昨年セドナで行ったベルロックの前でした。仲間とともにウユニ塩湖の個人旅に飛びたったのは2016年1月3日。万全を期していつでもあの鏡張りが見られるようにと2週間の長期休暇をGET! でも、ここ最近の異常気象から実はまったく雨が降らなかったのでした・・・。そこで仲間と約束したリベンジ旅。
大手ツアー会社を通さずにすべて個人手配で用意した南米の旅。それは今までの旅とは比べものにならないくらい未知なるものでした。飛行機の手配、ホテルの手配、現地ツアーの手続きの仕方など、とにかく観光地なのに情報が少ない!ガイドブックもない。あらゆる情報は不確かなものばかり・・・。
そこで今回は来年のリベンジ旅に備えて、またこれから個人でウユニ塩湖に行かれる旅人のお役に立つべく、2年前に行ったウユニ塩湖の旅の詳細をまとめてお伝えしようと思います。
ウユニ塩湖ってどこにあるの?
ウユニ塩湖って何?それってどこにあるの?って方のために。それは南米のボリビアの中にあります。
世界で27番目に大きな国にであり、日本の約3.3倍の広さ。ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、チリ、ペルーに囲まれた内陸国です。人口830人。憲法上の首都はスクレだが、議会をはじめとした政府主要機関はラパス。そのラパスは世界最高高度にある首都です。
【ウユニ塩湖とは】
ボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地。標高約3,700mにある南北約100km、東西約250 km、面積約10,582平方キロメートルの広大な塩の固まりの土地です。富士山の山頂とほぼ同じ高さにあるここは、数万年前に海底が隆起し、塩だけが取り残された巨大な塩湖。琵琶湖の12倍の大きさで最大高低差わずか50cm、世界で最も平な土地とされています。そんなウユニ塩湖は地球が創り出した奇跡の場所と呼ばれています。(Wikipediaより)
日本からウユニ塩湖まで飛行機でどうやっていくの?
地球の裏側にある南米ボリビア。16000キロ離れたこの土地に向かうには乗り換え5回、シップには40時間以上乗ることになります・・・。大切な飛行機選び。そこはもう有無を言わさず私の大好きな青い翼に頼りました。私たちは名古屋から出発。ウユニ塩湖までの航路はアメリカまで飛んで、そこから下りラパスからウユニ塩湖に飛行機で入るコースが一般的です。
①名古屋→成田
②成田→ニューヨーク
③ニューヨーク→リマ
④リマ→ラパス
⑤ラパス→ウユニ
①〜④までは一気にANAのHPから取れます。インターネット上でいつも通り、サクサクと予約。問題はここから。
⑤✈︎ラパス→ウユニ その昔はバスで10時間かけてしか行けなかったこの街にも飛行機が降り立つことに・・・。それが、AMASZONAS。こちらも、もちろんネットから予約できます。ええ、雰囲気的には。なぜ雰囲気かというと何度やってもクレジット決済が出来ない!!!乗りたい時間枠がどんどん減っていく中、何度PCを変え、人を変え、カードを変え、決済しても最終画面で固まる・・・。長時間待たされた挙句出てくる表示は『あなたのカードは使えません。』の赤い英語文字。なんでやね~~~ん!!!
後々、調べてみて分かったのですが、南米は不正利用が多い為カード会社が、セキュリティーの為ブロックされているそう・・・。これを担当者を通して解除してもらい、航空会社にも連絡して一瞬だけ解除してもらい、双方のタイミングよく決済してもらう・・・という神業のようなやり取りでしか落ちないようで、それはもう途方にくれた長~い道のり。想像しただけでも、ゾっとします・・・。
という訳で、私たちはお金で時間と安全を買うことに・・・苦笑。海外航空チケットを扱う仲介サイトtripstaから高いお金を払って購入。(通常価格往復30,000円くらい→58,000円)何度も海外に渡っていますが航空チケットが買えないなんて初めての体験でした・・・。まったくもって面白い!!これぐらいの余裕がないと南米には立ち向かえませんね~♪
では、気になる航空券の価格です。
▪️ANA ¥209,190
▪️AMASZONAS ¥58,370
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TOTAL ¥267,560
ウユニ塩湖のホテルについて
ホテルは日本でBooking.comから予約していきました。ウユニ塩湖周辺にはたくさんの小さなホテルがあります。もちろん、日本で知られているようなヒルトンやマリオットなどの大手ホテル会社はありません・・・。どこも崩れかけたような(私から見たら・・・汗)山小屋に毛が生えたようなホテルが殆どです。ホテルは大きく分けるとウユニ塩湖側のホテルと街中のホテルと2箇所に集中しています。まずは街中編からご紹介しましょう。
Hostal Castillo de Liliana(オスタル カスティーヨ デ リリアナ)
ボリビアでは珍しい3つ星です。シングルルームで1泊3,600円。この土地ではかなり高級です。レンガ風作りの4階建て(?)でした。(のちに星の数はまったくあてにならないと判明)
【ホテルへの行き方】
空港からタクシーで15分くらい。空港から、1人10ボリ✖️3名=トータル30ボリ。多分、本当は合計10ボリが妥当です。でも無事に送って頂いただけで有り難いです♡
*行き先は必ずスペイン語のものをお持ちください。英語が通じない方も多いです。
ホテルの方は英語が通じました。Wifiもあります。(めちゃめちゃ遅いですが)エレベーターがないためこのグルグルの階段を、重さ20キロのスーツケースを持って登ります・・・。2階からの反対側の眺め。
あちらもグルグル。ゼ~ゼ~。必死で登り切ると今度は細長い通路。
煉瓦造りで雰囲気はいい方かな。で、私のお部屋がこちら。
9号室。ドキドキしながら、扉を開けると・・・!!
真っ白い壁に木製のチェスト。窓は、ベットの上の小さな明かり取りだけ。正直、どうしようか。と思いました・・・。続いて、トイレ&バス。
ますます、どうしようかと・・・。実は私は狭い、暗い部屋が苦手でして・・・。覚悟はしてきたけど、ここに1週間は無理かも~と思ったのが本音。なにせ、大きな窓は通路に面しているため開けることができないのです。でも、あら不思議!人間慣れるもので、2日も経つとへっちゃらになりました♪
*誰も通らない夜中に撮影。
途中お湯が出なくなったり、鉛筆1本分の水量になったり、街中すべてが停電になったりしたのもお愛嬌。南米ではこれが【普通】です。
【朝食のご案内】
仲間と張り切って8時に集合。昨日、チェックインしたカウンターの奥が、朝食会場でした。
取り放題のブッフェタイプ。パンとスクランブルエッグ、ジュースにヨーグルト、シリアルにフルーツが定番でした。
コーヒーは、ビックリするぐらい薄く、苦手な仲間が美味しく飲めてしまうほど・・・苦笑。お湯とコカの葉っぱが置いてありました。一説によると高山病にいいらしく、外人さんは、紅茶にこの葉っぱを浮かべて飲んでいました。私は元気なので遠慮。
お花が飾ってあるだけこのホテルのステータスを表現しているのかな・・・。ちょっとホッとしました。焼きすぎたパンもありがたく頂きます♪
バナナも高山病にいいらしいので、ここはしっかり頂いて♪4日間ほどは、ここで朝食を頂きました。
モリモリ食べる日本人。結構、奇妙に映ったかも・・・苦笑。大喰いでスミマセン。毎日、本当においしく頂きました~。ありがたや~ありがたや~♡
【ランドリー】
ホテル案内にあったランドリールーム。何度館内を見渡しても無いのでスタッフさんに聞けば、外にあるこちらだという。
こちら、お客様専用・・・ではもちろん、ないので使っていい?と聞くとスタッフさん達が入っていた洗濯物を全部出して、横のタライで洗い出すという・・・。誰か~洗濯機をここへ~!!!もう、日本で捨てられてるまだ使える洗濯機をプレゼントしてあげたいくらい!!2槽式の懐かしいタイプです。ぶくぶくと泡が溢れて大変なことになったり、途中で止まったりとお洗濯1つでもハプニング満載!お水が貴重な高山の国。日本って本当にありがたいなあ。としみじみ感じたのを覚えています。
もう1つのホテルは、新婚旅行にウユニ塩湖に来た人たちや団体ツアーで来る日本人に大人気の塩のホテルです。
Hotel Luna Salada
ここ6つ星ホテルです。街中のホテルまでお迎えが来てランクルで45分。全てが塩で作られています。
チェックインの時間まで館内を散策しま~す♪
廊下も、家具も全て塩で出来ています。もちろん、足元も・・・。
歩く度に、ザクッザクッと音がします。きゃ~、めっちゃ素敵!本当にすごいな~・・・。あちこちに、リラクゼーションスペースがありそれがもう、本当にオシャレ♡廊下の横には一つずつ仕切られた小部屋スペース。
フロント奥には大きな待合い室があります。
黄色の間ー
赤の間ー
暖炉の間ー勝手に命名していますが(笑)窓枠から隣りの部屋が見える感じもとても可愛い~!
そして、1番のお気に入りが、こちら♪
布製のハンモック!!めっちゃ、楽しい~。そして、気持ちいい~♡→モデルは我が仲間たちです。また寝っ転がりながら見られる景色が最高で・・・。
夜なら、星空⭐️が見えるかも~。ちょこちょこ置いてある壺や小物も、めちゃめちゃ可愛い・・・。
いろいろな色を使っているのに喧嘩せずに、絶妙なバランスを保っています。
本当、センスいいな~。床の塩は、衛生のため毎回、除菌スプレーをしたり数ヶ月に1度は、全ての塩を入れ替えているそうです。素晴らしい!!思わず、仲間の作ったこんな作品と赤い地下足袋でコラボしちゃいました~♪
うふふ♡いや~、これはお部屋も期待できそうです!!
塩の階段をあがると、そこにはまた素敵なリビングが!!
色合いといい、雰囲気といい、本当に素晴らしい~♡2階の廊下もすべて一面に塩が敷かれています。
突き当たりにも可愛い空間がありました♪
【お部屋のご案内】
私たちのお部屋は2階でした。塩が引かれているので、スーツケースをコロコロすることができずスタッフさんに後で運んで頂きます。お部屋はトリプルにしました。1部屋1泊18,000円くらい。1人あたり6,000円。久しぶりのカードKye♡ワクワクしながら、開けてみると・・・。
めっちゃ、素敵~⤴︎⤴︎⤴︎♡♡♡
奥の棚の上にも塩が敷き詰めてあります。
洗面所も、美しい~。ドライヤーもあります!!
モノに対する感動レベルが下がりすぎてて、涙が出そうでした・・・苦笑。
シャワーROOMはガラスの扉を閉めるようになっています。ホテルの名前の入ったアメニティも常備。
Lunaの名前から月のデザインがされています。可愛い~♡
仲間の一人が、しれ~っと私たちの命の丸ちゃん(現地で購入したカップラーメン)を並べていました・・・苦笑。
塩のホールドがなんとも、格好良く・・・。
お昼にご馳走を頂いたこと、明朝は早朝3時からサンライズ・ツアーに参加するため、お部屋で丸ちゃんを夕食にしました。今回の旅で大活躍なのが海外用湯沸かしポット。正直、こんなに活躍するとは思いませんでした・・・。笑
お陰で美味しくいただきました~♪感謝⭐️感謝⭐️届いた荷物は壁際に寄せました。壁も見事な塩のブロック!
【ホテルのLUNCH】
館内に素敵なレストランがあります。
わ~、明るくてとっても可愛い内装です!
キッチンは、ガラス張りで中が少し見えるようになっています。
塩の冷たい感じと木製チェアの柔らかく温かい感じがとっても良く合います♪まずは、美味しいBEERから。・・・とメニューを頂くとおおおおお~!!!さすが6つ星⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️HOTEL。過去最高価格です。(と言っても日本と同じくらい)運ばれてきたのが、こちら。
上手に注いで頂きまして、まずは、乾杯~♪これがちゃんと冷えていてめっちゃ、美味しい~♡お料理は、たぶん量が多いことを想定してみんなでシェアすることに。サラダとメインを頼むと・・・。
ほら、やっぱりかなりのボリューム!
ボリビアで初めて見た葉もの野菜です・・・。めっちゃ、嬉しい~!!!
そして、これまたボリビア初のお魚!こちらは、サーモンでした♪プリプリで、とても美味しかったです!盛り付けも可愛いし、
さすが6つ星!シェアして、丁度いいボリュームでした。これで240ボリ(4080円)1人1,360円なら、お値打ちのほうかな。
(ボリビアではかなり高級ですが・・・)
窓から見える景色もとても素敵でした~。
個人で行くウユニ塩湖〜航空券&ホテル編〜まとめ
航空券は早めの手配がオススメです。ホテルは2泊くらいの短い日程なら塩のホテルがオススメ。(ウユニ塩湖が目の前だから)でも長期で泊まるなら街中の方が面白いです。レストランやスーパー、何よりも街の温度感を肌で感じれます。持ち物に湯沸かしポットがあると便利です。お部屋で飲むコーヒーやお味噌汁は心を癒してくれます。そしてカップラーメンも必需品。幾つか日本から持参し飢えをしのぎました。まだまだ奥深い南米ボリビアの旅。続きはまた明日。
あなたのお役にたてますように・・・♡