個人で行くウユニ塩湖の旅〜ボリビア南下天国ツアー2泊3日の旅〜
もくじ
皆さん、こんにちは。
【Road to Firstclass】名古屋のマイル講師@ななこです。
ご訪問、ありがとうございます。
さて今回は連続でお届けしました【個人ツアーで行くウユニ塩湖の旅】の特別編です。実は時を同じくして南米はダカール・ラリーの真っ最中。ウユニ塩湖は全面立ち入り禁止になってしまいました。それを事前に知っていた私はその期間で南米を南下するオリジナルツアーを企画。今回はその2泊3日の名付けて【天国ツアー】の詳細をお届けしたい思います。
ボリビア南下@2泊3日の天国ツアーの全貌
まずは私が仲間と行った2016年の天国ツアーの全貌からお伝えしたいと思います。旅の行程表は下記の通りです。
◆日程:2016年1/7〜9の2泊3日
◆内容:山小屋2泊(朝・昼・夕食付き)
各所ツアー&スペイン語運転手付き
◆価格:3人プライベートツアー@TOTAL 730ドル1人当たり 28,000円
ちなみに、南米オリジナルツアーは私が行きたかったボリビアを南下する旅で、現地ツアー会社にこことここに行きたい!と個人交渉し2泊3日の貸切ツアーを即席で組んでもらったものです。仲間曰く今でも記憶に残るのは正直、ウユニ塩湖よりこちらの方だった。というほど楽しんで頂けました♡日本のガイドブックにほとんど載っていないその旅は、まさに神様からの贈り物。まるで天国に降り立ったような不思議な光景でした。その天国のツアーがこちら。
スペイン人ガイドさんとともにランクルで出発!フロントガラスには旅先案内人も同乗♪
途中の民家のような中継点でランチと休憩も。
温野菜にお豆さん、
キヌアのご飯。そして・・・
さっきまで道端を歩き、可愛い〜と言っていたリャマの肉・・・。ちょっと硬いけど美味しかったです♡リャマちゃん、ごめん。そのあとはまた砂漠の旅。まさに自然の作り出すアドベンチャーワールド!さながらジェットコースターでした。ワイワイしているうちにまたまた、白い景色の登場です。
で、到着した湖が、こちら。
❶Laguna Hedionda
水はそんなに張ってないのですがとにかく、お天道様がめっちゃ近くて眩しい!!!そして、風がめっちゃ強~~~い!!
気付かれて、飛び立って行ってしまいました・・・。圧巻。そのあとは引き続きランクルでドライブ。初めは本当に穏やかな、サラサラの砂の上をす~~~っと駆け抜ける感じだったんです。それが、だんだん・・・
道がなくなり、完全なる砂漠地帯となり、フリーROADに突入!
❷Salvador Daly Desert(サルバトーレ ダリ砂漠)
轍(わだち)の溝が深くなってきたな~と感じる頃には、目の前の景色が一変!!なんじゃこりゃ~~~!!!!完全なる急斜面なんですけど~!!わわわ~。下が見えない!先が見えない!
斜面角度45度。まさしくここはスキー上級者コース。そこからな~んと一気に下ります!!さすがはダリ砂漠!あの破天荒な絵画を彷彿させます。砂漠のあとは1番行きたかったこの場所に。
❸Arbol de Piedra(石の木)
雑誌でその出で立ちを見た時からいつか南米に行くなら必ず見よう!と決めていました♪夕日にそまる背高ノッポの石の木は本当に神秘的で美しかったです♡
❹Laguna Colorada(ラグーナ・コロラダ)
別名:赤の湖。赤い色の湖はなんとも不思議な世界観・・・。
遮るもののない大自然。見たことのない風景。細胞レベルで心が震えます♡
まるで、パレットをひっくり返したようにいろいろな色が混ざり合い・・・。
ここは、湖に生息する藻や蓄積物により赤い色に見える湖。
朝一番の光で見るのが1番、美しいと言われています。水鳥の生息する貴重な湿地帯としてラムサール条約湿地に登録されているとか。
鏡張りに映り込む雲も、本当にキレイ・・・。
景色に魂を抜かれるほど、細胞の隅々にその繊細な色合いと壮大を染み込ませ、ただただ言葉を失うばかり・・・。
美しい自然のキャンパスを楽しんだ後は、一気に反対側の地獄へと向かいます♪ここは珍しく、たくさんの観光客で賑わっていました。見渡す限りこの世のものとは思えない世にも不思議な世界観。そしてなんと標高4870mの世界です!!
❺Sol de Mañana(ソル・デ・マニャーナ)
まるで、閻魔大王様にご挨拶にきたような雰囲気です・・・。
その名は朝の太陽です。あちらこちらから、地獄のうめき声と怪しげな煙が空高く、登っていきます。落ちたら最後。絶対に這い上がってこれないような地獄の池が岩肌の隙間からひっそりと微笑みかけます・・・。
だれか1人ぐらい閻魔様の餌食になった人はいないのかしら・・・。苦笑。このねっとりとした泥地獄・・・。
グツグツグツ・・・早く人間になりた~い!と叫び声が聞こえてきそうな不気味な泡の音。あまりの広さにふかんで抑えられないので気持ちが届きますように、必殺、パノラマ作戦!
どうでしょう。この広大さ、伝わりますか?閻魔様のお庭は相当、広いようです。
もくもくの煙シリーズ。
ちょっぴり、生ぬるい煙のあいだは、足元に気をつけながら通り抜けることができます♪
本当に、不思議・・・。ぱっと見、ただの山の岩肌に見えるのに近くによると・・・
地獄谷。怖い〜。人生の落とし穴にも気をつけないとね♡そんなのぜんぜん大丈夫!と言わんばかりんの最高の笑顔がこちら!
硫黄の匂いもなんのその~!!本当に不思議でめっちゃ面白い場所です♪あっという間の楽しい時間でした~。いや~、地球って面白い!!やっぱり実際に行って感じてみないとね♪
❻七色の山脈
よくよく、眺めてみると砂の色も、少しずつグラデーションになっています!!
すごいな~。まるで、サンドアートのガラス瓶の中に入り込んだみたい♪
7色の山を眺めた後は、奇跡の湖へ♪
❼Laguna Verde(ラグーナ・ベルデ)
標高4300mのチリ国境に位置する、エメラルドグリーンの湖
この綺麗な色は、実は、銅のミネラル分によるらしい・・・。
湖の周りには、活火山の溶岩石がゴロゴロと。このあとランチ休憩。幸運にも空には彩雲が広がっていました♡
さ~て、休憩は終了!ドライブに出発です♪少し走ると、背の低い、可愛い草木の生える道に出会いました。
背の低いモシャモシャの草はイチュというらしい。
なんとも、不思議な世界。茶色の岩肌に黄色と緑の色合い。
この国には、ほんといろいろな表情があるのですね・・・。
❽秘密の楽園
足元には、藻で出来たふかふかの絨毯。目をこらすとそこには、野ウサギことピスカッチャの親子。
まるでアリエッティが棲む秘密の楽園に迷い込んでしまったような感覚・・・。
緑の藻の間を流れる小さな小川はとても澄んでいて美しい・・・。
その美しい命の水は、ずっとずっと奥まで続いていて・・・。もうほんと、ため息しか出ません・・・。
なにこれ~~~~!!!と叫ぶ私たちの写真撮影をさっさと済ませたドライバーのジェイナは、ほら、行くよ!とてくてく歩き出した・・・。え~?!入っていいの???
意外と気の小さい私は小声で、お邪魔します。と楽園に暮らす全ての生命体にご挨拶をしました・・・。
神様っていると思う・・・。
アリエッティもいると思う・・・♡
まだまだ、その澄みきった水は私たちを手招きするように奥へ奥へと続いていきます。
本当に、キレイ・・・。あまりに美しすぎて、すごすぎて言葉がでない・・・。
遠くには、ブルジョと呼ばれるロバの親子がのんびりと、美味しそうに草をムシャムシャお食事中・・・。
その足元にはまるで妖精のような小さな白い花がところ狭しと咲きほこっていました・・・。ここはやっぱり・・・
秘密の楽園だと思います。でも、これがまだまだ感動の入り口だったなんて。
もこもこ緑の藻の絨毯をジェイナに続いてどんどん進みます。
少しずつ、お天道様が上がり始め、水辺のキラキラも輝きを増してきました。
澄んだ恵みの水で水浴びを楽しんでいるであろう鳥さんたち。
緑の絨毯にロバのあれもコロコロとたくさん落ちています・・・苦笑これも、本物の楽園の姿。
岩の上にも小鳥がいました♪
楽園の周りにはものすごく高い岩の壁が、秘密の楽園を守るかのように立ちはだかっています。
少しずつ、ロバに近づきますが、逃げる様子もなく、のんびりと過ごす仲良しファミリー。
仲間の一人が岩肌を登り、BESTショット!
伝わりますか、この世界観。
日がどんどん登り、空の青さがぐんと広がってきました。
まさに秘密の楽園♡
ジェイナに続いて、私はゼ~ゼ~と息を切らして岩壁を登ります。すると、そこには・・・
驚きの風景が待っていました!
めっちゃ、キレ~~~イ!!!本当に絶景&秘境です!高い岩の上から見下ろす景色は今までの人生の中で見たことのない半端なく美しい景色!ジェイナと運動神経のいい仲間の1人は苦もなくサササっと今度は岩肌を下っていきます。大丈夫、私はここにいます・・・。苦笑。
そこから見える景色が、こちら。こちらも、めっちゃキレイ・・・。水辺に移る岩肌もとても素敵ですね・・。
いや~・・・何でしょうね。本当に、ここは神様が棲む場所だと思います。
凄すぎる景色をただただ、口をあんぐり開けてず~~~っと眺めていました。振り返れば先ほど歩いてきたロバたちの楽園が見えます。
横長に続く岩肌を戻ってきたジェイナと友人が、今度はサササササ~っと登っていきます。
いいな~。羨ましい限り。写真では伝わらないと思いますが、足元は、おぼつかない程の凸凹の岩肌ですし、もちろん柵もなにもないとんでもない高所です。なんならここ標高だって4000mですから~!!!にも関わらず、仲間も続きます・・・。え~?マジ?私はここから、撮影で♪ 苦笑
やっぱり、体力と運動神経って必要よね・・・。でも、心が洗われるほどの美しい景色に会えました~。
わ~・・・本当にすごい、キレイ・・・。もうため息しか出ません・・・。少しすると対岸側の高い岩壁の上に別のツアーの数名が現れました。手を振って、ご挨拶♪
秘密の楽園。せっかくなので専属プロカメラマンに撮影してもらいました♡
ご機嫌です!ほんとにほんとうにありがと〜♡そして、わが自慢の美女姉妹もどうぞ♪
この写真、私のお気に入りです!いや~、本当に彼女たちと来れて良かった!この場所に出会えて良かった!目に焼き付けて
おきます!
このワイド感と
大自然を胸に。では、登ってきたこの岩山を降ります・・・。
え~・・・。マジで、降りる方がめっちゃ、怖いです・・・苦笑。
ゆっくりと、慎重に・・・。やっと地上の楽園に到着!日が登った美しいあのもこもこのグリーン絨毯を、もう1度♡
やばすぎる、美しさ!!
絶対にいると思う・・・アリエッティ!!水の透明度が光を浴びて輝きを増しています。めっちゃ、キレイ・・・。
1番後から、みんなの後ろ姿を眺めながら、ため息をつきながら進んで行きます♪
この場所は通常の南米の南下2泊3日ツアーでは入ってないようで、ましてやチリに抜けてしまうコースでは絶対に行かない場所
です。通常の1日目のコース(ウユニ塩湖周辺)を大幅にカットして、コースをアレンジした偶然の産物だったと判明!
楽園をあとにしてまたまたランクルで走り出すとリャマ達の群れに遭遇。よ~く見るとお耳にイヤリングが♡
こ、これはもしや・・・食用のリャマ。キョトンとした表情がいと、おかし・・・。
大きく、美味しくなるんだよ~と挨拶をして進みます♪
さて、2泊3日の天国ツーアを終え、ランクルで向かうはウユニの村。ところが、やっぱり途中で、車両止めに合いました。なぜならこの時南米は絶賛ダカール・ラリー中だったから!!路肩に車を止めて降りていくとたくさんの観客が旗を持って応援していました♪
❾南米ダカール・ラリー
いまいち、選手やルールも分かりせんが、とりあえず記念撮影しておきましょう!
いい感じですね⭐️照りつける太陽のもと、なんと日陰はこの細~い影のみ。みんなで仲良く日陰で応援。私が、ボリビアの旗の撮影を試みていたら優しいイギリス人の彼が持ってくれました。
彼女と2人で約1ヶ月くらいの旅をしているらしいです。いいな~♡よく分からないまま走ってくるバイクを見かけては
写真と動画で撮影!
この炎天下、走り続けるのは本当に大変だな~。そこに男のロマンがあるのか・・・?バイクに続いて、車も走りこんできました。迫力が違いますね~。
そして、この旅の間、なんども車窓から見つけたトルネード。なんと、このダカールラリー中に彼らも応援に駆けつけちゃいました。正直ラリーよりも、めっちゃドキドキしました。爆。2時間くらい応援した後、やっと、車が動き出して。しかも・・・ダカールラリーに参戦中の車の後ろに続いて。
いや~。こんなの、日本じゃあ絶対にありえないっ!!貴重な体験です!お陰で選手の気持ちを感じながら、時に旗を振って応援されながらウユニ村に戻りました。
ボリビア南下の天国ツアー〜まとめ〜
私は行きたいと思った場所はきちんとおじいちゃんにオーダーし、肉体あるうちにしっかりその場所を見てからエネルギー体に還ろうと決めています。そしてまた来よう!と土地神様と約束した場所には必ず導かれます。この場所はまさしくその一つ。なので2020年にもう一度訪れようと思っています。
あなたの見たい景色はどこですか?
さて、長くなりましたがいよいよ次回が最終です。実際のツアー会社の価格と個人旅の価格の比較や、マイルで行くとどんな旅になるのかお伝えしますね♡お楽しみに〜。