ANA ファーストクラスで行くハワイ！2階席の空飛ぶ個室シートとは？

2019年1月14日

WRITER

Nanako

　

この記事を書いている人 - WRITER -

Nanako

世界を旅する歩くパワースポット@ななこです。 マイル講師・インチキ占い師・旅コンサルをしています。 自由な旅人を増やすべく、成幸思考とマイルLifeのご提案で 出会ったすべての人々を人生のファーストクラス✈︎へと導きます。

皆さん、こんにちは。
【Road to Firstclass】名古屋のマイル講師＠ななこです。
ご訪問、ありがとうございます。

さあ、いよいよANAがハワイ路線にA380を就航します！電車の2階席でもワクワクするのに機長と同じ目線の飛行機の2階席だなんてテンションMAX〜！初めてB747の2階席に搭乗した時はあまりに心臓がバクバクしすぎて、思いっきり階段の天井で頭をぶつけ、CAさんに心配されたことを覚えています・・・苦笑。
燃費が悪いからと2014年3月にジャンボが日本から姿を消して5年。空飛ぶ亀を身にまとい、まさかあのジャンボが復活するとは夢にも思いませんでした！！

そこでふと思ったんです！過去に飛行機の2階席に搭乗してて歴代のファーストクラスシートを体験してる人ってどれ位いるのかなって。これってもしかしてお役にたてる情報があるんじゃないかなって。

てな訳で今回は間もなく就航される2階立ての飛行機A380のご案内を、飛行機が大好きなななこが過去の搭乗体験と共にお届けしたいと思います♡

ANAハワイ線に就航されるA380とは？

A380とはエアバス社の飛行機のことで航空界の２大巨頭と言われるボーイング社の対抗馬です。ボーイングがmade in Americaに対しエアバスはヨーロッパの4カ国（フランス・ドイツ・イギリス・スペイン）が共同で作り出す航空機製造会社。本社はフランスのトゥルーズ。言わばmade in EUなんです。

今までの飛行機の倍の集客数があります。A380のシートマップは下記の通りです。

飛行機の2階ってどうなの？

ちょっとイメージが湧きにくい飛行機の2階席。特徴は音がとても静かです。エンジンから離れるため独特の音がしません。また通常、上の棚に上げる手荷物を横側に入れるのが特徴です。物の出し入れがしやすくてとっても便利です。
以前２階席のビジネスクラスを利用した際には1階から入り、機内にある階段を登らないと行けなかったので、後ろの人のことを考えるとスカートはNGだと思っていたのですが、今回のANAのハワイ便は下記の通り▼専用ラウンジから直接アッパーデッキ（2階）へ移動できるようです。これならお洋服の心配もいりませんね♡

A380の各シートは？

今回A380には5タイプのシートがあります。1つずつ見ていきましょう。

【エコノミークラス】
◆特徴◆・Yクラス最大級のタッチパネル　・PC電源＆USBポートを装備

【カウチシート】
◆特徴◆・最大約81センチ・3〜４シートを予約できる・専用寝具の貸し出しあり

【プレミアムエコノミー】
◆特徴◆・15.6インチのタッチパネル・90度扇開きできるテーブル

【ビジネスクラス】
◆特徴◆・1部ペアシートあり・フルフラットシート・スタッガード方式

では続いて、お待ちかねの扉付き完全個室型のファーストクラスです！！

【ファーストクラス】
◆特徴◆日本初コンパートメント（ドア付き個室）

A380の日本初のコンパートメント！まさに映画の世界が日本にやってきた♪と大はしゃぎだったのですがプレス発表をみてガッカリ・・・。これって単に今のファーストクラスに扉がついただけじゃないの？って感じ。色も劣化しにくい黒色だし、これまた全く空の見えない直線のみのBOXデザイン。機能性は素晴らしいけど空の楽しさがまったく分かっていない。それなら2012年に乗ったシェル型の方がまだ個性的で素敵だったかも・・・。
私がなぜそう思うのか、振り返りながらご紹介しましょう。

昔のANAファーストクラスのシート

2014年末頃までヨーロッパ線で利用されていたANAファーストクラスのシートはシェル型と言って、身を包み込むような卵型。まるで宇宙を彷彿させるような美しい曲線美でした。

＊画像が荒く、とても1枚で大きく出せませんでした。すみません・・・。

ファーストクラスで利用できる窓の数は3〜4つ。体を無理に曲げなくてもふと視線を窓に向ければ、いつも２つの窓が完全に見えている状態で、刻一刻と変わっていく空のライブのグラデーションはそれはそれは美しかったです。

そしてこちらが現在のBOX型シート。内側は木目調で落ち着きます。確かに完全にフルフラットにすると敷居が高い分、周りの目を気にせず、ゆっくりすることが出来ますね。

でも窓はというと・・・。

本当に八方塞がりなんです！いつも、のこぎりで切ろうかと思います・・・涙。飛行機ファンからしたら1番のクライマックスシーンである離陸・着陸時の窓の景色は、シートベルトをするとまったく窓が見れなくなります・・・。この構造と同じということはハワイ上空からの素晴らしい景色がまた塞がれるということなんです・・・。

しかも元来、A380のコンパートメント＆ファーストクラスと言ったら他社はこんな感じが主流。

そして窓はもちろん・・・3つ！！

＊エミレーツ航空よりお写真を拝借

期待が大きすぎただけに、かなりガッカリしました・・・。うん、正直これならビジネスでいいかも♡ただ、ちょっとだけテンションが上がる朗報が2つありました。

今までにないANAハワイ線のファーストクラスの魅力

①日本初のアメニティ

◆グローブトロッター初のアメニティデザイン

歴代のANAファーストクラスのアメニティは、すべて旅の象徴＠スーツケースの老舗メーカー。今はサムソナイトでその前はRimowa。今回はなんとイギリスのあの名店グローブトロッターがANAのためにオリジナルコラボ。めちゃめちゃ可愛い〜♡しかもハワイ線しか手に入らないと言うから、すんごく欲しくなる・・・。笑

②ハワイ初ANA Suite Loungeがオープン！

今までハワイの空港内には、JALはサクララウンジがあるのにANAはユナイテッドのラウンジを間借りしてる状態でした・・・。（しかもUAはあまり質がよろしくない・・・。）ここに来てとうとう本気のラウンジをオープン♪嬉しい〜♡
2019年の春オープン予定とのことです。

ハワイの自然をイメージした木や葉、風、海をデザインした新しいラウンジ。これは期待できそうです♡

③おまけ〜ホノルル内にANAバスの登場！〜

余談ですが、ホノルル市内をANA専用トロリーバスも走るようになるそうです。ANA便の搭乗者でANAマイレージ会員であればクラスに関係なく利用できるそうです。これは便利になりそうですね！

A380で行くハワイ！何マイルいるの？

2019年5月24日就航のA380。すでにマイルでの予約もスタートされています。それではマイル数を確認しておきましょう。実はここで驚きのニュースがありました！なんとハワイ便だけまたシーズンの区切りが違うそうです。

行きと帰りの日にちを確認しないと、シーズンをまたいでしまうので要注意ですね！でもこうしてみると、お盆以降の夏休みなど、まだ狙えるかもしれませんね。パパ、ママ頑張って！ローシーズンのエコノミーなら1人35,000マイルですよ！

そして、ANA初のファーストクラスのマイルは・・・120,000マイルから。
あのシートで行きは8時間、帰りは6時間半。う〜ん、アメニティ目当てに乗るにはちょっと高いような・・・。苦笑。でも乗らずにブツブツ言うのもなんなので、1度は体験してみようと思います！

ANAハワイ便が増発決定！

可愛いホヌ（海亀）ちゃんのA380の投入は3機。5/24からブルー、7/1からはエメラルドグリーンも出航！

これにより、ANAのハワイ便が増設されるそうです。

空を眺めればどこかしらに海亀ちゃんが飛んでいるというわけですね♡

ANAファーストクラスで行くハワイ！〜まとめ〜

昨年から1人で『ジャンボでコンパートメントでファーストクラスでハワイ行き〜♪』と盛り上がってましたが、現実的なラインが見えて来ました。でもファーストにこだわらなければ朗報があります！こんなキャンペーンもやってるんです！

実はマイルで取れる特典航空券用の席は数が限られています。それがなんと！エコノミークラス＆プレイアムエコノミーに限り、空席がある限り、絶対にマイルで乗れちゃうそうです！すご〜い！太っ腹！ずっとやって〜♡
ただ、1階席はすべてエコノミーなので、かなりにぎやかになりそうですね。ちびっこのご機嫌を取りながら周りに気を使っていたファミリーには最適だと思います。飛行機の中でお友達もできちゃいそう♪
次の夏休みの計画にいかがでしょうか。